出会いは突然に

2022/06/30

初めまして、新スタッフの小寺春翔です。たみに住んでいます。
大学を出てまさか職場に住むことになるとは夢にも思っていませんでした。しかも、シェアハウス。未知の経験に困惑していますがこれはこれで面白いので受け入れて楽しんでいけたらなーと思っています。今回はそんなシェアハウス生活のお話です。

これを書いているのはちょうどGW終わりの日曜日。お客さんもみんな帰ってしまい途端に静かになりました。昨日まで活気づいていたからか、急に静かになると調子が狂うもので、お腹は空くけど家事をする気にならないですよね。他の住民の人も「今日は料理する気にならないですよね」と適当にすませていました、スタッフじゃなくても住んでいたらお客さんの賑わいに当てられるものなのですね。
さて、自分もどうしようかと重たい腰をあげてキッチンまでおりて冷蔵庫を漁ります。

納豆とか混ぜるだけでいいし、インスタントの味噌汁つけたら充分だな。あ、そのまえに米だけ炊かなきゃ。いつも米のこと忘れてて、食べたいときにご飯たべれないんだよなー、せっかく住人はお米もらえてるし炊くか。そういえば誰かが置いていった生姜とにんにくがあるんだっけ、、、GW中ずっとあったけど結局誰のかわからなかったな。使わないともったいないしないしつかうか、野菜いっぱいあるしチャーハンとか?そういえば冷蔵のシュウマイ今日賞味期限だった。ご飯炊いてる間に野菜切って、、、、、

不思議なもので気づいたらご飯を作りはじめているんですよね。
たみでは各々の部屋にトイレや冷蔵庫がなく何をするにしても一度部屋を出なくてはいけません。これがまためんどくさい笑
でも、おかげで気分が変わるんです。あんなにめんどくさかったのに、いまはかなり作る気になっている。そして、作る気になったら整ったキッチンがある。料理するたび使ったものは洗って拭いてから元の位置にもどすのがたみのルール。これも毎回やっていると少しめんどくさく感じるけれどその小さな積み重ねのおかげで快適に暮らせています。今日拭いたお皿たちが他の人の暮らしも充実させてくれる。一石二鳥ですね。

野菜の下準備も終わっていざ調理。今回は薬味マシマシなので香ばしいいい匂いがしてきます、、、、カレーの匂いですね。

たみの人たちはやたら凝ったカレーを作られるんですよね。常連さんも作っていたし、旅のお供にはカレーなのだろうか、、広いキッチンもありますし、確かに凝った料理を挑戦しやすいです。どうも凝った料理の第一歩はカレーなのですかね。今の住民の人もスパイス持参で、しかもご飯を釜炊きしたりして作られているし、たまにおすそ分けを頂きますがなんだかんだできてから数週間ですがすでに5回はカレーを食べています。
ここまでくるともうフライパンにカレーの匂いが染み付いているんですよね。何を炒めてもカレーの香り。歴代のカレーたちが頭に浮かんできそうです。もうこのチャーハンにもカレー粉をかけてやろうか!

そんな、たみ10年の歴史を感じながら無事普通のチャーハンができました。他の人気にならないんでしょうか、、?でも、いろんな人が使うからこそ思わぬ出来事に出会う。この出会いの多さがこの場所の面白さな気がします。なんでも受け止めると楽しいものです。
出会いの季節が過ぎ去ろうとしている今日この頃ですが、たみは不思議な出会いを纏っています。みなさんいつでも遊びに来てくださいね。
(はるか)

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