夕陽のはなし
2018/05/06
東郷池にみえる夕陽はとてもきれいで、いつみても違う表情を見せてくれます。
夏の雲がある日には雲の輪郭が虹色に見えるそうです。
そのひとはそれを見てこのまちで暮らすことを決めたそうです。
4月から6月、この季節の夕陽が一番きれいに見えると話してくれるひともいました。
このあいだは、近くに住むおじいちゃんが愛犬を抱えて橋の欄干に腰掛けて
夕陽が山に沈んでいくのをじっと眺めていました。
たみの扉をあけっぱなしにしていると、日が落ちていくにつれて空の色が変わっていくのが見えます。
それをコーヒーやビールを飲みながらカウンターから眺めている人がいます。
夕陽だけじゃなくて、
それをのんびり眺めている人がいる風景もとてもうつくしいなとわたしは思いました。
(あらり)