水郷祭2015
2015/07/24
松崎で一番賑わう水郷祭が先週終わった。去年は屋台の準備不足で宿泊者が屋台にたってわいわいやってたが、
今年は反省もあったし、「いとこ会」といういくつもの家族がたみを貸し切りで使ってくれたので、屋台に専念できた。
メニューを考えるのに、スタッフで食べたいものを考えて、
コストがあーだ、見てくれがこーだといいながら、「言った人が作る」ルールのもと、
なんとも無国籍なメニューとなった。
研修旅行で、高知市に行った甲斐あって、屋台に精が出て、
通り過ぎる人たちに粋のいい声をかけたり、注文が入ったら大きな声を出したりして、
なんだか、ラーメン屋みたいな威勢のいい屋台だった。
一方そのころ、たみの周囲に住んでる隣人らの家族が故郷からはるばる遊びにきていたらしく、
隣人の庭にそれぞれの家族が、水郷祭を機に出会って、BBQをしていたらしい。
たみの屋台にも挨拶しにきてくれたが、隣人にうっすら面影のある方々をみて、変な気持ちになった。
地元の浪人踊りのあと、地元のおかあさんたちが、夜通しつくった灯籠を池に浮かぶ舟から流す。
しずかに、池の潮が流れを演出する。
花火があがる頃には、屋台は落ち着いてくるので、手をとめて、夜空をたみから眺める。
常連はたみの椅子に座って眺め、初めての人は夢中になって池沿いまで走る。
近所のお店の人や背広を来てる人が浴衣をきて歩いてたり、いつものばあちゃんがいたり、
恋人同士がいたり、顔なじみがいたり、みんなバラバラで同じ花火をみた。
次の日の朝、いとこ会の話をきくと、20年ぶりの集まりだったらしい。
鳥取県の西から東、県外から、いとことその家族が一同に集まった一夜in水郷祭。
水郷祭は特別な夜。
(じゃたに)