10年ぶりにたみのガレージセールをした。

たみにギャラリーができて、新しいスタッフが増えて、たみにあるいろんな置いてあるものがただそこにあるだけになってしまって、「これ、いつ使うんですか？」と優しく尋ねられることが増えた。

いつか使うと思って捨てられないものが溜まっていて、片付けしようとしたが、やはりゴミではないと捨てられなくて、スタッフに相談したら、ガレージセールをしましょうと提案してもらった。

ガレージセールは10年ぶりだった。たみを開業する前にも昔ここに住んでた人の日用品がたくさんあって、捨てられないから開いた。その時も申告制で。値段をつけるのは買う人に委ねた。

今回も申告制にした。水道管の道具とか、電気まわりとか、工具、金具、地下室にあった色々。引っ張り出して並べた。整理してるとなんでこれがここにあるのか、思い出せるものもあれば、そうじゃないものもあって、途中からどんどん自分から手放されていった。なんなら、もっと魅力的に、貰い手が見つかるように、並べ替えたりして。

残ったものもあったが、それぞれいくべき場所へもらわれていったことが見届けられて安心した。

たみに余白ができて、やれることもやりたいことも見えてきてます。

（JR）