湯梨浜町商工会女性部主催 講演会&おしゃべり会 「”メディア”をつかって地域の記憶を活かすには?」
2020/02/17| Event
この企画は、身近なことでありながら、普段みんなで考えることがない「文化」をテーマにした学習会です。今回は、ご家庭や公民館などにある昔の文集、写真、8ミリフィルム映像などの「メディア(=私的な記録物)」について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
近年、わたしたちの身近なものとなった「メディア」をつかって、昔の町の営みや風景などの記憶を掘り起こす活動が全国各地で広がっています。そこで、講師の松本さんに、鳥取県で行った8ミリフィルムの収集、保存と活用事例などをお話しいただくことで、わたしたちの地域にはどんな記録物や記憶が眠っているのか探っていきます。みなさんとざっくばらんにおしゃべりしながら、地域の記憶を辿りましょう。
日 時|2月17日(月) 19:00〜
会 場|湯梨浜町商工会館2F (鳥取県東伯郡湯梨浜町龍島501−1)
参加費|500円(資料代、女性部の方は無料)
定 員|50名(予約優先)
講 師|松本 篤
問い合わせ|たみ TEL:0858-41-2026 メール:mail@tamitottori.com
講師プロフィール|松本 篤 (まつもと あつし)
remo(レモ)[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]メンバー。8ミリフィルム、記念写真、手紙といった「市井の人々による記録」。その潜在的価値を探求するアーカイブプロジェクト、AHA!(アハ)[Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]を、2005年から始める。時間的/空間的な隔たりを前に、イメージはどのように働くのか?という問いを掲げ、全国各地の市民団体・大学機関・美術館などとの協働をつうじた草の根のアーカイブづくりに尽力している。近年は、記録集『はな子のいる風景』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、webサイト『世田谷クロニクル1936-83』(生活工房、2019)などを手がける。今夏、戦時中の慰問文を再々発行するプロジェクト「なぞるとずれる」を、岐阜県下にて始める。